矯正治療中のケア方法を徹底解説!

はじめに

矯正治療中はお口の中だけでなく矯正装置もきれいにしないと治療に支障が出ることがあります。
でも、どうやって矯正装置をきれいにすればいいか分からないままお手入れしないで放っておくと、細菌が繁殖してしまい虫歯になったりします。
いくら矯正治療を行って歯をきれいにしても、虫歯だらけだと意味がありません。
虫歯が悪化すると最悪歯を失うことにもなるため、矯正治療中はしっかりとお口の中をケアするようにしましょう。
お口の中や矯正装置をきれいにしておくことで、きれいな歯並びにつながるはずです。
ここでご紹介する矯正治療のケア法をご参考にしていただき、分からないことがあればかかりつけのクリニックで相談してみましょう。

矯正治療中のケアの重要性

虫歯になりやすいところはプラークが付きやすく、ブラッシングで落としづらいところです。
たとえば、歯と歯の間や奥歯の溝などですね。
矯正治療を始めるとさまざまな矯正装置を装着しますが、装置の形は一般的に複雑になっておりその周りにプラークが付きやすくなっているため、ていねいにブラッシングする必要があります。
入れ歯だと外して洗浄したり、磨いたりでできますが、矯正装置は固定式のものが多いためそうはいきませんよね?
矯正装置の特徴を理解した上で、ていねいにブラッシングすることが必要です。

ブラッシングをていねいに

われわれのお口の中にはさまざまな細菌が住んでおり、その種類は300種類以上もと言われています。
その中に歯周病や虫歯の原因菌があり、虫歯の原因菌にはミュータンス菌というものがあります。
これは歯に付着しやすいという性質を持ち、さらに糖分があると白く粘着性のある物質をつくってがんこに付着してしまいます。
ここに細菌が付いたものをプラークと呼んでいます。
プラークは歯に付着したものだと思われているかもしれませんが、実際には細菌の塊です。
なんとプラーク1グラムに1兆個もの細菌がいるというから驚きですよね?
プラークはうがい程度で除去できるものではなく、ていねいなブラッシングによって除去しないか限りがんこに歯に付いてしまい、さらに増殖し続けますので食後はきちんとブラッシングを行いましょう。

歯ブラシの選び方

矯正治療中はていねいなブラッシングが必要不可欠ですが、歯ブラシ選びも重要です。
歯ブラシはふつうで小さめのものを選びましょう。
矯正治療中の方のための特殊なものも売られていますが、基本的にそうでないものでもかまいません。
一般用のものにもさまざまなものがあり、選ぶ際には歯ブラシのヘッドが小さいものがおススメです。
矯正装置が付いている歯は狭い口の中でさまざまな方向から歯ブラシを当てブラッシングする必要があるので、小さめのヘッドのものが向いているでしょう。
また、硬すぎる歯ブラシを使うと歯ぐきを傷める原因になります。
虫歯予防に対する意識が高まったことはいいことですが、硬い歯ブラシで磨き過ぎることで歯ぐきが退縮してしまうと意味がありません。
歯磨きは汚れを取り除くことが最大の目的なので、小さめでふつうの硬さのものを選んで丁寧に磨きましょう。

歯ブラシの交換をまめにする

歯と矯正装置との間に歯ブラシの毛先を当て磨くため、歯ブラシの痛みは激しくなりがちです。
歯ブラシの毛先が開いてしまい、裏から見た時に毛先が見えるようになったら交換した方がいいでしょう。

矯正装置のケア法

ワイヤー矯正

歯の表に矯正装置を付けるワイヤー矯正は取り外すことができないため、ブラッシングの際に気を付けることがあります。
使用するグッズや方法はクリニックによって違いますが、歯ブラシの他に専用のブラシやワンタフトブラシを使うよう指導するところが多いようです。
また、矯正治療用に開発されたデンタルフロスを使うと磨きやすいですし、歯磨き後にフッ素ジェルを塗ることを勧めるクリニックもあるようですね。
他に、電動歯ブラシなどを使うよう指導しているクリニックもあります。

裏側矯正

裏側矯正を行っている場合、ワイヤー矯正と同様装置が取り外せないですし、ワイヤーに比べ磨きづらいと言われています。
その理由は目立たないよう歯の裏側に矯正装置が付いているからで、審美性の観点から見ればメリットが大きいものの、ブラッシングしづらいのがデメリットです。
普通の歯ブラシでは届きづらいところがあるため、ワンタフトブラシや専用の歯ブラシを使ってブラッシングするといいでしょう。
ワンタフトブラシは毛先がコンパクトにまとまっているので非常に磨きやすいです。
なお、裏側矯正もワイヤー矯正と同様ブラッシング用のグッズや方法はクリニックによって違っているため、かかりつけのクリニックで教えてもらうといいでしょう。
また、矯正治療中はブラッシングしづらい環境にあるため、歯周病や虫歯を防止するためにも市販のうがい薬などを補助的に使うのもおススメです。

保定装置

矯正治療後にきれいに並んだ歯並びを保定するために装着するものを保定装置と言います。
装着期間は人それぞれ違いますが、1~3年程度のことが多いでしょう。
一般的に矯正治療期間と同様の期間が必要だとされていますが、この期間中もお口の中のケアは重要です。
この保定装置にもさまざまな種類があるためケア方法や洗浄方法が違っています。
保定装置はマウスピース型のものが多いですが、これは透明のマウスピースを使って歯を保定するものです。
基本的に1日1回取り外し洗浄するように指導されることが多いでしょう。
ただ、クリニックによって洗浄方法が違っており、ぬるま湯や水で洗い流すだけでいいというクリニックもあれば、歯ブラシや歯磨き粉を使ってブラッシングするように指導するクリニックもあります。
どのようにケアすればいいのかかかりつけのクリニックで聞いてみるといいでしょう。

まとめ

矯正治療中のお口の中や矯正装置のケア方法を徹底的にご紹介してみました。
矯正治療中は虫歯や歯周病になりやすいので、ここでご紹介したケア法をご参考にしていただき、きれいな歯並びを手に入れてくださいね!
みなさんが美しい笑顔を手に入れられるよう心から祈っています!