歯を白くすると、顔や周りに与える印象がとてもよくなります。
丁寧にお手入れされた白い歯は清潔感も感じられますね。
最近は、歯を白くするホワイトニングも身近なものになってきました。
歯を白くしたい、と思っても実際に歯医者さんでどのようなことをするのか、費用や時間はどれくらいかかるのか、などを知らないため、悩んでいる人もいるかもしれませんね。
ホワイトニングとはどのようなものなのか、詳しくみていきましょう。
目次
■ホワイトニングとは
ホワイトニングとは文字の通り、歯を白くすることです。
歯を白くする方法は、歯そのものを漂白する方法や、セラミックを張り付ける方法、効果は1日だけのマニキュアなどがあり、患者さんの希望に沿った治療ができます。
ホワイトニングというと、主には歯を漂白するものをさすことが多いです。
セラミック治療のように歯を削らずに、主に歯のエナメル質に着色した汚れを分解し、漂白するものです。
■ホワイトニングの種類
ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。
それぞれの特徴や費用などをみてみましょう。
オフィスホワイトニングとは
オフィスホワイトニングとは歯医者さんで施術する方法で、ホワイトニングの前に効果を高めるために虫歯を治療したり、歯の表面の汚れを落とすクリーニングを行ってから、歯科医師や衛生士が施術します。
プロがホワイトニングしてくれることで安心感があり、どれくらいホワイトニングするかを自分で決めることができるので、希望通りの仕上がりになることもメリットの一つです。
真っ白にしたい方や、自然な白さで周囲の歯や顔色などの調和をとりたい方、希望だけでなく心配事や不安なことをその場で質問することができます。
また、オフィスホワイトニングは、ホワイトニングした日に効果を実感することができるので、すぐに歯を白くしたい人におすすめです。
オフィスホワイトニングの効果
オフィスホワイトニングはその日に効果が実感できます。
気になっていた黄ばみ、茶色だった歯が、歯医者さんに足を運んだ帰りには、白い歯になっています。
施術時間は大体1時間ほどで終わり、痛みもほとんど感じません。
1回で効果を感じられるオフィスホワイトニングは、結婚式や就職活動などのイベントにもぴったりです。
個人差がありますが、ホワイトニングの効果は3ヵ月~1年ほど持続し、だんだん白さを失い、元の歯の色に戻ります。
歯の色がまた気になってきたら、再度ホワイトニングをしましょう。
いつも白い歯でいたい場合は、後述するホームホワイトニングで白さを継続するのがよい方法です。
オフィスホワイトニングの費用
オフィスホワイトニングは保険適用の診療ではなく自費診療となります。
歯医者さんが料金を自由に設定できるので、歯医者さんごとに料金が違ってきます。
使っている薬剤やホワイトニング機器などにもよりますが、1回あたり「10,000円~60,000円」程度です。
費用はホワイトニングをしたい歯の本数が多くなるほど金額が高くなります。
しかし、歯を全部白くする必要はなく、笑ったときに見える前の歯に清潔感があると印象が変わるので、前方の上下10~12本の歯を白くするのが一般的です。
まずは、歯医者さんやホワイトニング専門のクリニックに聞いてみましょう。
ホームホワイトニングとは
はじめに歯医者さんで自分専用のトレーを製作します。
歯型を採り、オリジナルのマウスピースができたら、あとはホワイトニング効果があるジェルをいれて、自宅で毎日決められた時間の分だけ、歯にはめて過ごします。
マウスピースを装着する時間は2時間程度です。就寝中に装着しておくタイプのものもあります。
ホームホワイトニングの効果
ホームホワイトニングで処方されるホワイトニングジェルは、家庭用のため濃度が薄いので、効果も徐々に表れます。
継続して使用すると、約2週間後に歯が白くなった、と思うでしょう。
効果を感じられるようになるまでは時間がかかります、自分で長い間続けていくことで、さらに白くなり、継続することで白さもキープできます。
ホームホワイトニングにかかる費用
ホームホワイトニングでかかる費用は10,000円~30,000円程度です。
保険が適用されない自費診療なので、歯医者さんごとに費用が異なります。
費用には大体、初回の診察・マウスピース代・自宅で使用するホワイトニング薬剤が含まれています。
ホームホワイトニングを継続して続けたい場合はホワイトニング薬剤を追加購入します。
その場合は1~2週間分で5,000円~10,000円ほどです。
他にも、ホワイトニング薬剤を浸透しやすくするために、虫歯や歯周病などを治療した場合の治療費や、歯の表面の着色を取り除くクリーニン代がかかることがあります。
まとめ
ホワイトニングすると健康的になり、自然に美しい笑顔になります。
着色が付かないように普段のケアをしっかりしつつ、ホワイトニングでさらに歯を白く保つのがよいですね。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用すれば、歯の白さも長期間保つことができ、おすすめです。
今まで、歯の黄ばみを気にして、いつの間にか口元を隠していた人も、ホワイトニングして素敵な笑顔になりましょう。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違い
- ホワイトニング
- 2017年02月16日
