入れ歯のメンテナンスの重要性

はじめに

入れ歯のお手入れは面倒なものですが、実際にメンテナンスしないとどうなるのでしょう。

入れ歯は汚れやにおい、細菌などが付きやすいためこまめにお手入れしないと、口内炎や虫歯、歯周病や口臭の原因になります。

さらに、メンテナンスがいい加減だと入れ歯の色が変わってしまうこともあります。

お口に装着する入れ歯は細菌が増えやすくトラブルの元になりやすいため、常に清潔な状態を保つようにしましょう。

ご自分の歯と同じように入れ歯も日ごろのお手入れなどメンテナンスが重要で、いい加減だとお口の他全身にも悪い影響が及ぶことがあるそうです。

ここではそんな入れ歯のメンテナンスの重要性や、方法などについてお教えしますのでぜひ読んでみてくださいね。

入れ歯の種類

入れ歯には総入れ歯と部分入れ歯があって、それぞれに保険が使えるものとそうでないものとがあります。

保険が使えるものはコストが重要視されているので、審美性や耐久性については保険が使えないものより劣ります。

保険が使えないものは耐久性や審美性が重要視されているため種類も多く、それぞれにメリットが多いものの値段は高めです。

保険を使える入れ歯

入れ歯には多くの種類がありますが、保険が使えるものとはいったいどういったものなのでしょうか。

保険が使えるものだとコスト重視の入れ歯になるので、部分入れ歯の場合はクラスプという金具のばねを使い残された健康な歯に巻き付けるタイプになります。

保険を使うのでコストが安く済み作りもシンプルになっているのが特徴です。保険が使えるものの場合、1度作成すると半年間は作り直しできないという決まりがあるそうです。

保険外の入れ歯の場合

保険が使えない入れ歯の場合は種類が豊富です。

金属床の入れ歯やインプラント併用のものには、アタッチメントタイプ、ノンクラスプデンチャーなどがあります。

当然のことながら値段も様々で、最も高いと言われているのはコーヌスクローネと言われる高度な技量が必要な入れ歯です。

入れ歯のメンテナンスの重要性

入れ歯のメンテナンスを怠ると、入れ歯に粘着性の汚れが付いてしまいます。

このぬめりは細菌の塊でこれを英語でデンチャーと呼び、歯やお口のついた汚れのことをプラークと呼ぶためデンチャープラークと言うそうです。

これが入れ歯についてしまうと、残された健康な歯が歯周病や虫歯になったり、口臭が起きたりします。また、歯ぐきが腫れてしまうこともあるそうです。

そのためにも、入れ歯のメンテナスは非常に大切だということですね。

入れ歯のメンテナンス方法

  1. 入れ歯を外す

    入れ歯を装着したままできちんとブラッシングすることはできないため入れ歯を外します。
  2. 水で入れ歯を流す

    入れ歯を水で流して軽く指を使って汚れを取っていきましょう。
  3. 入れ歯専用歯ブラシで入れ歯を磨く

    水だけで落ちない汚れについては入れ歯専用ブラシでこすってきれいにしましょう。この時に、入れ歯専用の歯磨き粉を使えばさらに効果的です。
  4. 入れ歯洗浄剤につける

    決められた水の量の中をコップなどに入れますが、水温は60度位が目安となります。ただし入れ歯洗浄剤によって適温が異なるため必ず表示を確認しましょう。その中に入れ歯洗浄剤を入れ発泡させ入れ歯を浸します。洗浄が終ったら取り出し水できれいに洗い流しましょう。

入れ歯洗浄剤の役割は汚れを落としたり、目には見えない細菌の繁殖を防止することで清潔に保つことです。

正しく使用するには製品それぞれの特徴をしっかりと理解した上で、目的に合った洗浄剤を選ぶことが大切です。

使い方を誤ってしまうと効果が得られなかったり、入れ歯に悪い影響を与えてしまうことがあるので注意が必要です。

寝る時のお手入れ

入れ歯を外した状態で寝る場合、上下のあごがぶつかった時に残された歯の負担が大きくなることがあるため外さない方がいいこともあります。

入れ歯を作成したクリニックで外した方がいいかどうか確認しましょう。もし、寝る時に外した方がいいと言われた場合には寝る前に入れ歯を外しお手入れした後に保管容器に入れておくようにしましょう。入れ歯洗浄剤を溶かした水に浸しておくのも手ですね。

入れ歯を外に出したままだと、乾燥してしまうため変形やひび割れの原因になります。水に必ず浸すようにしていただきたいですが、この水は必ず毎日交換して清潔に保ちましょう。

アルコールや熱湯を使って消毒すると、入れ歯の素材であるプラスチックが変形や変質することがあるため絶対にやめましょう。

起きた後やお手入れ後に入れ歯を付ける際には入れ歯洗浄剤が残ったままだとお口の中に悪影響が及ぶことがあるため、水とブラシでしっかりと入れ歯洗浄剤を洗い流した後に入れ歯を付けましょう。

このように、メンテナンスを適切に行えば入れ歯の寿命をより長くでき、お口の中も常に快適に過ごせます。

プロによるお手入れ

入れ歯のメンテナンスをきちんと行っているにも関わらず、においが気になったり、汚れが気になることがあります。

プラークはご自分で歯ブラシを使って落とすことができますが、歯石にまでなってしまうとクリニックでプロによって落としてもらうしかありません。歯石は虫歯や歯周病だけにとどまらず、口臭の原因にもなります。

入れ歯によるトラブルを防ぐためにも、日ごろの入れ歯のお手入れとあわせ半年に1回程度はクリニックでメンテナンスを受けるようにしましょう。

そうすれば、入れ歯だけでなくご自分の歯もケアしてもらうことができますので、口臭対策になるばかりか全身の健康を維持することにもつながります。

まとめ

入れ歯のメンテナンスの重要性や、入れ歯のメンテナンスの方法などをご紹介しました。

日ごろの入れ歯のメンテナンスをきちんと行っている、入れ歯の種類を変えてもまだ口臭や汚れが気になるという方はメンテナンスの方法が間違っているのかもしれません。

そういった時は入れ歯を作成したクリニックで正しいメンテナンス方法を指導してもらい、万が一入れ歯が合わなくなったときにはすぐに対処してもらいましょう。

いつまでも快適に入れ歯が使い続けられるように、正しいメンテナンスを行いましょう!