入れ歯をしている方のための口内炎の予防方法について

はじめに

入れ歯を使っていると、口内炎ができやすくなったな・・と感じることはありませんか?
その口内炎の原因は入れ歯によって起こっているのかもしれませんよ?
入れ歯による口内炎を防ぐにはお口の中を清潔に保つことが大切です。
どういったことに気を付ければ入れ歯による口内炎を予防できるのか、チェック法なども加えてご紹介したいと思います。
ぜひ、最後まで読んでみて下さいね!

口内炎の原因とは

一言で口内炎と言っても、その原因はさまざまです。
口内炎は粘膜の表面が体内や外部からのなんらかの要因によって炎症を起こしている状態です。
主な口内炎の原因としては

  • ストレスや疲れで抵抗力が落ちる
  • 暴飲暴食による胃の荒れ入れ歯によるもの
  • 歯ブラシが粘膜に刺さっておこる
  • お口の中が不衛生
  • 熱いものを食べてやけどする
  • 歯並びが悪い
  • ドライマウス
  • ウィルス
  • アレルギー
  • 抗がん剤などによる副作用
  • ビタミンB不足

・・などが挙げられます。

義歯性口内炎とは

入れ歯による口内炎のことを義歯性口内炎と呼び、特に高齢者に多い口内炎として知られています。
口内炎を予防するにはお口の中を清潔に保ち保湿することが重要ですが、入れ歯はお手入れが非常に面倒なので口内炎を繰り返すことが多いです。
この義歯性口内炎の症状としては入れ歯の下に炎症が起き、赤くなったり、血が出て痛みが起きることもあります。
治療方法としては洗口液やうがい薬を使ったりしてお口の中を清潔にすることが必要です。
もし、カンジダに感染していれば、抗菌剤を使うと効果がありますが、医師の判断に任せるようにしましょう。

義歯性口内炎の原因

義歯性口内炎の主な原因には次の2つのことが挙げられます。
まず、お口の中の粘膜が入れ歯によって擦れたり、圧迫されたりすることによるもので、その原因は入れ歯が合わないことが多いです。
入れ歯が合わないと噛み合わせによる力が歯ぐき全体に分散しないので、特定の箇所だけにかかってしまったり、入れ歯と歯ぐきとの間にすき間ができぴったり密着していないことが原因だったりします。
入れ歯はしっかりと合うまで調整することが必要と言われており、
歯ぐきが痩せてくると、時間の経過と共に違和感を覚えるようになったらクリニックで調整してもらうようにしましょう。
もう1つは入れ歯の裏と歯ぐきとの接触面にプラークが付いてしまい、そこにカンジダという菌が繁殖する場合です。
この場合に効果的なのはメンテナンスで、基本的に毎食後入れ歯とお口の中をきれいにするようにしましょう。
入れ歯と歯ぐきをしっかりと歯ブラシでブラッシングすることが大切で、歯が全く残っていなくても歯ぐきのブラッシングは必要不可欠です。
入れ歯はお口から外し流水をかけながらブラシで汚れを除去して清潔にしましょう。
また、歯と歯の間やバネの部分については汚れが溜まりがちなので特にきれいにしましょう。
さらに、ブラッシングだけではカンジダ菌を除去しきれないので、入れ歯洗浄剤を併用することも大切です。
寝る前には口内炎を防ぐためだけでなく、入れ歯の変質や変形を防いだり、歯ぐきを休ませるためにも入れ歯は外した方がいいでしょう。
義歯性口内炎は入れ歯を入れているからこその病気ですが、正しい使い方やきちんと調整していれば天然の歯と変わらない生活を送ることができます。
定期的にクリニックでメンテナンスを受けていただき、入れ歯の状態をいい状態に保つようにしましょう。

入れ歯が合っているかどうかのチェックポイント

もしかすると義歯性口内炎では?と思ったら、まず入れ歯を外してみていただき、次のような点をチェックしてみて下さい。

部分入れ歯を支える歯に異常があるかどうか

部分入れ歯は隣り合った歯を支えてバネをかけて固定します。
長期間使っていると、このバネが合わなくなってしまい、放置すると噛む力がかかりすぎてきます。
その部分が歯周病になると、強い力によって骨が溶けてしまい歯周病が進行しやすくなると言われています。
また、バネは汚れが溜まりやすくなるので、口内炎が悪化するとも言われています。

入れ歯が当たって赤くなっていないかどうか

入れ歯が合わないと、粘膜に当たる刺激によって口内炎になることがあります。
クリニックで入れ歯を調整してもらうといいでしょう・

口臭が起きているかどうか

入れ歯が不潔な状態だと、細菌が繁殖してしまい義歯性口内炎になりやすくなります。
入れ歯に付いたプラークは時間の経過と共に腐敗して悪臭が起きると言われています。
お口の中が不潔な状態だと義歯性口内炎が進行しやすくなるため、口臭が気になる方は入れ歯がきれいに保たれているかどうかをチェックしてくださいね!
口腔内が不潔だと、口内炎もできやすく悪化もしやすくなります。

入れ歯をしている方が口内炎を防ぐには

ほおの筋肉を動かして口をゆすぐ

入れ歯を清潔に保つためには口すすぎが重要です。
ただ、数回軽くゆすぐだけでは意味がありません。
ほおの筋肉を使い左右に強く動かしてゆすぐようにしましょう。

入れ歯で覆われている部分をブラッシングする

日ごろ入れ歯で覆われてしまっている部分や歯ぐき、ほおの内側などの粘膜は細菌が繁殖しやすくなっています。
ですので、口をゆすいだり、粘膜ケア用のブラシや歯ブラシなどを使ってやさしくブラッシングしましょう。
もし、舌苔が付いている場合には舌をきれいにすることも大切です。
入れ歯安定剤を使っている場合はお口の中の入れ歯安定剤もきれいに洗い流すようにしましょう。

まとめ

総入れ歯や部分入れ歯を使っている方は日ごろからお口の中や入れ歯をこまめにチェックすることが重要です。
もし、入れ歯を外した時に食べもののカスが付いていたら、入れ歯が合っていないのかもしれません。
また、お口の中が腫れていたり赤くなっていないか、血が出ていないか、口内炎が出来ていないか・・などをチェックしていただき、もし気になる点があれば入れ歯を作製したクリニックで診てもらいましょう。
早期発見は早期治療につながります。
ここでご紹介した方法で常にお口の中をきれいに保ち入れ歯を快適に使い続けて下さいね!