入れ歯とブリッジの違いとは?

 

歯を失ったときの保険が適用される治療法にブリッジ入れ歯治療があります。

入れ歯やブリッジは、インプラント治療のように外科手術をして人工のインプラント体を顎の骨に埋入したり、歯茎を切開しない治療法です。

 

この2つのそれぞれの特徴やメリット、違いなどをみていきましょう。

 

■ブリッジとは

失った歯の隣の歯を土台にして、新しい歯をつけます。

土台になる歯を削って、橋渡しするように新しい歯をかけるので、健康な歯を削ることになり、負担もかかる治療法です。

 

失った歯の本数が多いと土台にかかる力負担が重くなってしまうので、歯を数本失っている場合は、歯医者さんと相談しながら治療しましょう。

 

ブリッジが合っている人

・外科手術に抵抗がある人

インプラント治療は骨にチタン製のインプラント体を埋入する手術を伴います。

手術は親知らずの抜歯程度、と言われることもありますが、強い不安・恐怖心を感じている人や持病によって手術ができない方は、ブリッジが適しています。

 

・治療を早く終わらせたい人

インプラント治療は、手術した後に骨と結合するまで、ある程度の時間がかかります。

その他にも、検査でレントゲンやCT結果を待ったり、詳細に治療計画を立てるため、手術までの準備を整えるために日数がかかります。

 

ブリッジの場合、歯医者さんに通院するのは数回、歯医者さんによりますが数週間で治療が完了します。

歯を失った後に、見た目を気にしたり、すぐに噛めるようになりたい人や、インプラント治療をする時間が取れない人はブリッジがよいでしょう。

 

ブリッジのメリット

・違和感がほとんどない

歯を失ったあとは噛む力が弱くなってしまいますが、ブリッジの場合は自分の歯を土台をしているので、自分の歯で噛んでいるような感覚です。

 

食事をする際に、食べ物の感覚を感じることができるので、食事をしっかりと楽しみたい人にとっては、大きなメリットですね。

 

・費用が高額ではない

診察などに保険が適用されることもあり、費用が抑えられます

人工歯の材質にもよりますが、セラミックを使用してもインプラント治療よりも安い場合がほとんどです。

 

ブリッジのデメリット

・土台として健康な歯を削る

失った部分を橋渡しする土台をつくるため、健康な歯をかなり削ります

削った歯は弱くなるので、虫歯や歯周病などにかかりやすくなることもあります。

 

・土台になる健康な歯がある人だけ

隣にブリッジの土台になる歯があるケースだけに適用できる治療法です。隣に歯がない一番奥の奥歯や数本歯を失ったときには、ブリッジすることができません。

 

また、土台の歯が虫歯などで削る量が少なかったり、歯周病などで歯茎が衰えて支える力がないときも難しいでしょう。

 

入れ歯とは

歯を失ったときに一番初めに思い浮かぶ一般的な治療法です。

1~数本の歯を部分的に失ったときは部分入れ歯、全ての歯を失ったときは総入れ歯を作成するのが一般的です。

 

・部分入れ歯

部分入れ歯は、歯が1本から数本、失った場合の治療法です。

保険診療の場合は入れ歯を金属のフックで、残った歯にひっかけるため、その負担がかかっても大丈夫な歯が必要です。

 

・総入れ歯

すべての歯を失った場合の治療法です。歯茎全体に土台が密着するように、被せて装着します。

総入れ歯の場合は歯茎で入れ歯や噛む力を支えるので、噛む力が弱くなったり、食感がなくなる場合が多いです。

 

入れ歯治療によって、失った歯の役割を取り戻して、食べ物を噛めるようにしたり、見た目をある程度まで回復するという審美的なメリットもあります。

 

また、保険診療も適用可能な入れ歯治療は費用も比較的抑えられ、自費診療で治療するインプラントと比較すると、治療を受けやすいです。

 

入れ歯治療にも自費診療で高品質の材料を使い、自分が希望する装着感のよい入れ歯を作ることも可能です。

 

コーヌスクローネ

歯にひっかけるバネを使用していない部分入れ歯です。

金属が見えないので見た目も自然であり、また、周りの歯に負担がかからないタイプです。

 

歯が弱ってきていると次々に歯を失ってしまうことがありますが、それを防ぎます。残っている歯に金属のフックをかけるのではなく、すべての歯で固定して使用します。

 

歯周病などでグラついている歯しか残っていない場合にも装着できます。

歯全体が動いている状態を止め、残っている歯を長く使うために使うこともあります。

 

コーヌスクローネの手入れ

着脱が可能で、手入れの際には口から外して掃除できるので、装置を清潔に保つことができます。

 

日常のケアを丁寧に行い、歯医者さんでの定期検診とメンテナンスをしっかり行えば、長い期間使うことができます。

 

まとめ

歯が失われたまま放置しておくと、審美的な見た目も悪くなるだけではなく、咬み合わせなどで問題がでてきます。

 

残った健康な歯に大きな負担がかかり、周りの歯も寿命も短くなるだけではなく、咀嚼機能や全身へのバランスなどを少しずつ損なっていきます。

 

入れ歯とブリッジの違いを知って、自分に適した治療法を選んで、歯を失ったあとも快適な生活を送りましょう。